楽天モバイルを学生にこそおすすめしたい理由
進学をきっかけに親元を離れて、一人暮らしを始める学生さん。
毎日の生活をスムーズに送る上で、通信環境の整備はとりわけ重要なポイントです。
とはいえ、どれだけ通信量を使うのか、何を優先するのかによって選択肢は変わります。
生活圏が楽天回線エリアに入っていて、アパートに充分なWi-Fi設備がない。
「楽天モバイル」は次のような条件の方にこそおすすめしたい携帯会社です。
- 部屋にWi-Fi設備がない、もしくは不十分
- 生活圏が楽天回線エリアに入っている
- スマホでテザリングが使える
- 月に20ギガ以上使う
- 速さにはそれほどこだわらない
- 毎月の固定費は抑えたい
楽天モバイルを学生にすすめたい理由
Wifiかテザリングか
アパートを探すとき、物件情報でWifi設備ありと書いてあってもその内容は千差万別です。
「設備はついているけど、契約は個別(有料)にしてください」だったり、「一棟で共有なので混み合う時間は遅くなります」だったり。
サクサクつながり、使い放題で無料、だとアパートの賃料もたいがい高くなります。
大家さんが契約料を払ってますから、上乗せしてあるんですね。
物件が絞り込めたら、「Wifi設備あり」が、どこのプロバイダのなんというプランなのかまで突っ込んで確認してみることをおすすめします。
Wifi設備自体がない場合は、個人で準備するのも選択肢の一つです。
オンライン授業、ネット会議などの機会が多く、通信が途切れないこと、画質が良いことが優先であれば光回線が安心です。
工事費などの初期費用がかかるのがデメリットです。
コンセントをさすだけで使えるWifiや、外出時も持ち運べるモバイルWifiを準備する方法もあります。
各社さまざまなプランを提供していますので、通信の量と質、ランニングコストなどから比較検討するといいでしょう。
Wifiのための設備を準備しなくても、スマホ本体をWi-Fiがわりに他の端末を使えるようにするのが「テザリング」という仕組みになります。
【引用元:アップル公式サイト
「iPhoneやiPadでインターネット共有(テザリング)を設定する方法」
通信量と速度
通信量は月にどれくらいになりそうでしょうか。
学習用にPCやタブレットを追加したら、その分も加算になりますし、日常どんな使い方をしているかによっても個人差がだいぶ出るところです。
高精細のゲームなどを長時間やるようであれば、ギガはどれくらいあっても足りないでしょうし、速度が遅かったら使い物になりません。
ちなみにですが、こちらは一人暮らしの大学生(うちの子の場合)の1ヶ月の通信量の例です。ゲームはあまりしませんが、動画をよく見ます。
私自身も思ってたより多くてびっくりしました。
Wi-Fiがないと、こんなに使ってるんですね。
各社若者むけの通信大容量プランも出ていますが、20ギガまでというプランが多く、目安の数字と言えそうです。
経済圏で選ぶ
一人暮らしの学生であれば、スマホ代を払っているのは本人の場合もあるかと思いますが、家族分一括で払う家庭も多いのではないでしょうか?
どこの携帯会社を選ぶかはどこの経済圏に属するか、という意味もあります。
ソフトバンクならPayPay経済圏、auならau経済圏、ドコモならドコモ経済圏。
まとめて利用することによって家族で割引されたりポイント還元があったりと恩恵が受けられるので、経済圏から逆算で携帯会社を選ぶ人もいるほどです。
楽天モバイルにすると経済圏で受けられるメリットは次のようになります。
楽天回線エリアとパートナー回線エリア
楽天回線エリア
テザリングで使い放題を選ぶには「楽天回線エリア」であることが必須です。
引用元【楽天モバイル 楽天回線エリア】
イメージ的に郊外に行けば行くほど電波状況が悪くなりそうな気がしますが、実際はそんなことはありませんでした。
子供が住んでいるのは、大学だけで周りに何もないような田舎ですが安定的に電波が入ります。
この場合、楽天回線とは4G回線のことです。5G回線が全国規模で使えるのはまだ先になりそうです。
個人的感想ですが、学生が多く需要があることと土地確保が比較的容易なことから、むしろ郊外の方が基地局の設置が進んでいるのかもしれません。
もちろん、土地土地によって条件は変わります。
このとき注意するべきポイントが二つあります。
一つは楽天エリア内であれば月あたりの上限はありませんが、1日10ギガを超えると低速3Mbpsになること。
二つめは、エリア内でもピンポイントで電波をキャッチできないスポットが存在すること。
楽天回線エリアから外れた時は、パートナー(au)回線に自動で切り替わります。
パートナー回線はひと月あたり国内5ギガまでのリミットがあり、ここを超えると低速(1Mbps)になってしまいます。
パートナー回線5ギガを使い切るとどうなる?
楽天モバイルを契約すると「my楽天モバイル」アプリに登録し、通信量などがわかるようになっているのですが、このアプリで楽天回線エリアかパートナー回線エリアか、リアルタイムで確認することができます。
データ利用料の項目が「楽天回線エリア」「パートナー回線エリア」でリアルタイムに切り替わり、それぞれどれくらい消費しているのか月の利用量が表示されます。
※別のタイミングでスクショしているので、数値は一致していません。
パートナー回線上限の5ギガを超えるとパートナー回線エリア内で使えなくなるわけではありません。
データ高速モードが使えなくなりますが、低速モード(1Mbps)で通信はできます。
もし、パートナー回線エリア内で過ごす時間が長く、あまりに不便を感じるようなら高速データをチャージで都度購入することもできます。
ただ、出先で負荷のかかる通信をすることはないので、子供自身は不自由を感じたことはないようです。追加チャージをしたことはありません。
楽天モバイル契約の流れ
今使っている端末をそのまま使うか新たに購入するか、同じ電話番号を持ち出しで使うか新たに申し込むか、で契約の方法は違います。
※リンクで楽天モバイルの広告ページが表示されます。
【契約の流れを確認】
【利用できる端末のチェック】
【ナンバーポータビリティを利用する場合】
楽天モバイルのキャンペーンにエントリーする場合は、関連するもの全てにエントリーすることをお勧めします。
重複可能なものが多いので、一つの契約で複数の還元をもらえることがあります。
そして、キャンペーン条件は必ず確認してください。
「楽天Linkアプリをインストールして○秒以上通話すること」「特定のキャンペーンバナーからの申し込みに限る」などの条件をクリアしていない場合、還元はもらえなくなりますので要注意です。
楽天モバイルを学生にすすめたい理由まとめ
以上のことから、楽天モバイルを学生さんにおすすめしたいポイントまとめは次のようになります。